四月は君の嘘やっとみた

OPが嫌いなだけで切ったアニメをもう一度見てみたらものすごく良い話だった。リアルタイムで観なかったのを少し後悔しつつも、今4月だしむしろ今観てよかったんじゃないか?
 
僕ははまちでもハチクロでも、青春モノなら雑食で、結局若者が悩んで頑張ってる姿を見るのが楽しい。最近よく目上の人に自分なんてもう歳ですよ・・・みたいにうっかり口走って引っ叩かれてるんだけど、きっと自分が若いとか思えなくなるのこういうの好んで観てばっかりだからかもしれない。
 
「君のちょっとしたしぐさに一喜一憂。僕の心はメロディを奏で出す(くさい)。こういう感情をなんて呼んだかな?こういう気持ちをなんていったかな?これはたぶん・・・恋と呼ぶんだ。(くさい)(確信)」
 
こんなレベルのが数分おきに大量投下されるのはさすがにやりすぎ感もあるけど、僕はこういうの聞いて鳥肌立てるの嫌いではない。現実だって子供のポエムはあまりにも薄っぺらくて恥ずかしくて歯が浮いて穴があったら入りたいほど陳腐で、だからいいんだ。どうでもいいけど僕の昔好きだった娘はヤバすぎて記憶から消し飛ばしたくらい恥ずかしいポエムサイトを作っていた。あれもそうこれもそう、すべては若さに許された特権なんだ。若いっていいな・・・ワシはもう・・・だめだ・・・
 
あと、僕の職場の近所にある公園がこのアニメの聖地だったことに気づいてびっくりした。昨日昼休みにそこへ行ってみたら、朝の曇天は完全に晴天、まだ薄い葉桜の大木からブワーーーと桜吹雪で超綺麗だった。完全な主人公補正、時わずか15秒のうちに今年の桜は完全に堪能しきったので最高です、これもこのクソダサアニメのおかげだ。